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一戸建てを建てるための予算・諸費用はどういったものがかかる?
2021.10.12 | その他ブログ
新築の一戸建てを作りたい、とは注文住宅で家を作ることを意味しているのですが、一戸建てを作るためには土地を購入する費用と建物にかける費用を、個別に考えることが大切です。また、土地購入の場合には仲介手数料などの費用がかかることを予算に入れておきましょう。
トータルの予算が6,000万円の場合、とても良い一戸建てが建てられるとイメージされる方は少なくありません。
しかし、注文住宅の場合の新築一戸建ては家と土地は完全に分離して考えておかないと、土地に多くの予算を投入してしまえば家にかけることができる予算が減る、本来予定していた間取りよりも狭くなる可能性があるのです。
一戸建ての建物そのものにどのくらいの費用を投入するのかを考えることも大切ですが、最初に土地購入に充てる予算を考えることが大切です。
地方と比較した場合、首都圏は土地価格が高めですのでそれも考慮する必要があります。
土地だけで5,000万円などになってしまう可能性さえありますので不動産会社に対して土地購入予算をしっかり提示した上で探すようにしましょう。
また、購入予算が決まっている場合であればその予算および土地面積にマッチした物件を探すときにも有利です。
例えば、4,000万円で40坪の土地を見つけたい、なるべく駅から徒歩利用ができる物件を探している、などを伝えれば、不動産会社の担当者も探しやすくなります。
早期の段階で希望の不動産を見つけることもできるかもしれません。
さらに、戸建て住宅を作る場所をある程度限定しておくことも大切で、住みたい場所の相場を不動産会社のホームページなどを利用して調べておけば土地購入に充てられる予算を決めるときに役立ちます。
注文住宅は余裕をもって予算を組むことが大切注文住宅は余裕をもって予算を組むことが大切
戸建て住宅を作る土地が決まると、予算から土地購入費用を差し引いた残りが注文住宅にかけることができる費用になるなどのイメージを持つ人も多いといえます。
しかし、家を持つということは土地および建物の所有権を得るための手続きが必要で、不動産登記や司法書士に支払う報酬、住宅ローンの事務手数料など色々な諸費用がありますので全体的な予算から土地購入に要した金額を差し引いた残りではありません。
仮に、全体的な予算が6,000万円で土地購入に要した金額が4,000万円、そして諸費用に200万円がかかるとなったときには、6,000万円-(4,000万円+200万円)=1,600万円の予算で戸建て住宅を作る計算になります。
戸建てを建築するときには、工務店やハウスメーカーなどの選択肢がありますが、工務店は比較的間取りなどの自由度が高く予算に合う家を作ることができます。
これに対して、ハウスメーカーの場合は標準的な間取りの仕様が決まっていて、オプションなどを追加することでこだわりある家づくりができるなどからも、少ない建築費用の場合はハウスメーカーより工務店の方が有利になることも少なくないのです。
オプションなどのことを考えぎりぎりの予算で戸建てを作ろうとすると、当初予定していた金額よりも増えてしまう可能性がありますので、仮に1,600万円の建築費用がある場合でも1,400万円程度の予算を組み残りの200万円は予備として考えるようにしましょう。
一戸建て建築に掛かる諸費用の種類
諸費用は事前にどのくらいの金額が必要であるのか把握しておかなければなりません。
その理由は、諸費用を考えずに家と土地の予算を組んでしまうと支払いができないなどの危険性があるためです。
例えば、全体の予算が6,000万円で家と土地にかかる費用が5,900万円、諸費用が200万円となった場合、予算オーバーになります。購入した土地が、古屋付きなどの場合は解体費用が発生しますが更地の物件を購入すれば解体工事そのものがないので費用負担はゼロです。
また、その土地が既に造成工事が完了している場合などでは解体工事と同じくかかりませんが、基礎補強工事なども費用になったときには諸費用として発生するでしょう。
ただし、これらの費用は工事費用に含まれる場合もあります。
このように、諸費用には必ず発生する費用と、そうでない費用があります。
予算そのものには余裕が大切であることがわかるのではないでしょうか。
主に必要な諸費用種類ですが、登録免許税や印紙税、不動産取得税などの税金関係、住宅ローン手続き費用、つなぎ融資を利用する場合にはこのようなお金も必要になってきます。
火災・地震保険や給水や放流などの各種負担金なども確認する必要があります。
これらに加えて、見落としやすいのが仮住まいに要するお金や引っ越し代金など、注文住宅で家を作るとなるとそれなりの期間が必要になるので、貸家などのことも頭に入れておくようにしましょう。
夢の一戸建てを持ちたい、このように考えたときには予算に対して土地や建物、諸費用のことをしっかり押さえておかなければなりません。
予算を組むときには、土地に要する金額と家づくりにかかるお金、そしてその他の諸費用をどのように配分するのかを考えましょう。
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