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新築一戸建ての購入金額はいくら?資金計画や住宅ローンを解説
2022.7.12 | その他ブログ
マイホームに憧れがあるけれど、新築一戸建てがいくらぐらいで購入できるのか知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は新築一戸建ての購入金額や資金計画の立て方、住宅ローンの概要について紹介しますので参考にしてみてください。
新築一戸建ての購入金額ってどれくらい?
住宅金融支援機構のデータによると新築一戸建ての平均購入価格は次のとおりです。
- 土地付注文住宅:4,397万円
- 注文住宅:3,534万円
- 建売住宅:3,495万円
出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 調査結果データ2020年度」.
https://www.jhf.go.jp/files/400357456.pdf,(入手日2022-06-01)
家を建てる場所や施工会社、間取りや工法によって購入価格は変動します。実際の予算は不動産会社で確認するのがおすすめです。
新築一戸建て購入の注意点
新築一戸建てを購入する場合は次の点に注意が必要です。
- 住宅ローンは返せる金額を借りる
- 住宅購入費用の過剰負担に気を付ける
- 返済期間は慎重に検討する
- 修繕費は自身で準備しなければなら
住宅ローンは返せる金額を借りる
新築一戸建てを購入するために住宅ローンを組む場合は、毎月無理なく返せる金額を借りることを意識しましょう。
住宅ローンを借りた時点よりも金利が上昇する可能性があるためです。金利が上昇すると返済総額が増えるため、月々の返済額が増えすぎて家計の負担となってしまうことも考えられます。
年間の住宅ローンの返済額の目安は年収の20%以内が安全とされています。住宅ローンの借入額は専門家に相談するなど慎重に検討しましょう。
住宅購入費用の過剰負担に気を付ける
新築一戸建てを購入する場合は、住宅購入費用の過剰負担に注意しましょう。なぜなら住宅購入後にさまざまな費用を支払う必要があるからです。
中でも不動産取得税は住宅購入時ではなく、後になってから支払う税金のため注意しなければなりません。また新生活に向けて家具や家電などを新調することもあるでしょう。
一戸建てを購入する場合、ある程度の費用が手元に残るように資金計画を立てることをおすすめします。
返済期間は慎重に検討する
新築一戸建てを購入する場合は、住宅ローンの返済期間も慎重に検討しましょう。返済期間の長さによって返済負担の大きさが変わるからです。
短期ローンを組むと金利負担を軽減できますが、返済月額は増えます。一方、長期ローンでは返済月額を減らせますが金利負担が大きくなります。
また長期ローンでは長年返済する必要があるため、将来を見越して検討しなければなりません。
返済と金利負担のバランスが取れる返済期間を検討しましょう。
修繕費は自身で準備しなければならない
マンションと違い、一戸建てを購入した場合は自宅の修繕費を強制的に徴収されることはありません。しかし、リフォームやメンテナンスを行えるよう自己管理の元、計画的な貯蓄を行わなければなりません。
特に大きな修繕項目となるのが外壁や屋根など、建物全体の外部の修繕です。経年劣化によって住宅性能が低下するケースもあるため、適正な時期に適切なメンテナンスを行えるよう備えておきましょう。
戸建て購入までの資金計画
戸建て住宅を購入するまでの資金計画は、自己資金額と住宅ローンの借入額を検討する必要があります。まずは自己資金をどのくらい用意できるか検討しましょう。
安全とされる頭金の割合は物件価格の20%以上といわれています。
例えば3,000万円の一戸建てを購入するなら、自己資金は600万円以上用意できれば安全ということです。
頭金が多いほど住宅ローンの借入額(=返済額)を減らせますし、頭金の比率によっては住宅ローンの金利が下がることもあります。
頭金を入れる予定であれば、どこまで自己資金を用意するかしっかり検討するべきでしょう。
住宅ローンで融資してもらえる金額
住宅ローンで融資してもらえる金額は、給与所得者の場合は税込年収が基準となって決まります。
現在の金利では年収の5倍~7倍程度の融資額が安全といわれており、年収600万円であれば3,000万円から4,200万円が目安です。ただし、今後金利が上昇する可能性もあるため、さまざまなケースを想定してローンを組むことが大切です。
特に完済予定時期が定年退職以降になる場合は、年金でローンを支払うことになるので注意しなければなりません。
一戸建ての住宅ローン
住宅ローンとは、住宅を購入したり改装したりするために借りるローンのことです。
融資には利息が掛かるため、返済期間が長いほど総支払額も大きくなります。一方、返済期間を短くすれば総返済額は少なくなりますが、月々の返済額が増え家計負担は大きくなります。
住宅ローンを組む際には、仕事の安定性や子どもの有無、退職のタイミングなど、ライフサイクルや生活のバランスを考慮して借入額と返済期間を決めることが重要です。
住宅ローンは大きく2つの種類に分けられます。
- 銀行ローン
- フラット35
銀行ローンの特徴
銀行ローンとは、銀行などの金融機関が独自に扱う住宅ローンです。
変動金利型や固定金利選択型、全期間固定金利型などがあり、金融機関によって扱う金利タイプが異なります。また金利や保険料の有無、取り扱い手数料なども金融機関によってさまざまです。
フラット35の特徴
フラット35とは、全国300以上の金融機関と住宅金融支援機構が提携して扱う全期間固定金利型住宅ローンです。
金利固定でライフプランが立てやすく、借換えの手間が省けます。また保証人が必要なく、繰り上げ返済や返済方法の変更に手数料が掛かりません。
さらに借入期間や住宅性能などによってローンを変更したり、オプションを付けたりできるのも特徴です。
まとめ
今回は新築一戸建ての購入金額や資金計画、住宅ローンについて紹介しました。
家は大きな買い物となるため、入念な準備と検討が欠かせません。本記事を参考に計画的で無理のない資金計画を立てましょう。
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