INFO
お知らせ&ブログ
一戸建てにメンテナンスは必要?必要なメンテナンスと費用をご紹介
2022.4.22 | その他ブログ
一戸建てにお住まいの方の中には、「メンテナンスをそろそろしなくてはいけない時期なのではないか?」「そもそもメンテナンスは必要なのだろうか?」「費用はどのくらいかかるのだろう」とお悩みの方も少なくないでしょう。
一戸建ては年月の経過で、メンテナンスが必要となるケースがあります。本記事では一戸建てのメンテナンスの必要性や費用等を、築年数ごとに詳しく解説していきます。
一戸建てにお住まいの方はぜひご参考ください。
一戸建てにメンテナンスは必要なの?
一戸建ては雨風や日々の積み重ねにより経年劣化が発生してしまいます。そのため、何年何十年とこの先も快適に住み続けるためには、メンテナンスをしっかりと行っていく必要があるのです。
一戸建てに必要なメンテナンスの指標として耐用性と耐久性があります。耐用性とは使用し続けるにあたり使いやすい状態を維持することです。便利さやコスト、安全面等で使いにくくなり利用されなくなる時期までの期間を耐用年数といいます。
一方で耐久性は機能として使い続けられなくなることを指します。一戸建てを例にすると、外壁や内装などの見た目が何も変わっていなくても本来の機能が発揮できなくなってしまえば耐久性が落ちたといえるでしょう。この耐久性がなくなるまでの期間を、耐久年数とも呼びます。
一戸建ての外壁は5年10年と長い間雨風を受けていると、サイディングの継ぎ目のシーリングの劣化が起き、サイディングの剥がれや水漏れの原因になる場合があります。
屋根や雨どいなどの細かな部分も劣化しやすいため、見落とさないようにチェックしなくてはいけません。
基本的にメンテナンスはリフォーム会社に依頼するのが一般的ですが、劣化の状態によっては自分で応急処置をすることも可能です。
自分でできる応急処置として、外壁の場合はシーリング目地の劣化をパテで埋める方法があります。内壁のクロスが剥がれている場合は、剥がれたクロスをカッター等で取り新しいクロスを貼るとよいでしょう。
いずれの応急処置も、道具はホームセンターなどで購入可能ですので、軽い劣化を見つけた場合は試してみてください。
一戸建てに必要なメンテナンスと費用
一戸建てにはどのようなメンテナンスが必要なのか、その費用も合わせてご紹介しましょう。築年数ごとに必要なメンテナンスは異なるため、ご自宅の築年数と照らし合わせてチェックしてみてください。
築10年未満で必要なメンテナンス
築10年未満だとリフォーム会社にメンテナンスを依頼するほどの大きな劣化は起こりにくいでしょう。
一戸建ての外壁には窒業系サイディングが使われることが多く、この修繕時期は7年から13年程度といわれています。期間はあくまで目安となるので、清掃によるメンテナンスをしっかりすれば、13年以上使い続けることも可能です。
また築10年未満は、内装でクロスの変色や汚れなどが起こりやすい時期ともされています。拭き取れる汚れは早めに取り除いておき、こまめな清掃を心がけることが大切です。
築10年で必要なメンテナンス
築10年を超えると、給排水管などの設備機器の更新を考えなくてはいけません。給排水管の耐用年数は素材によっても異なりますが、10年から20年程で交換を考える必要が出てくるご家庭が多いです。
給排水管交換のサインとして挙げられるのが、赤茶色の水が出る・漏水する・掃除をしてもすぐに詰まるなどです。修理で事足りる場合もありますが、交換が必要になるケースも少なくありません。特に漏水はカビの繁殖や二次被害につながってしまうケースも考えられるため、症状が出たらすぐに点検してもらうことをおすすめします。
築10年以上になると外壁のシーリング劣化や、タイルの剥がれなどが出て来る頃でもあります。内装もクロスの経年による変色などが見られる場合が多いため、張り替えを検討した方がよいでしょう。
日々の清掃メンテナンスをしっかり行っていれば、修繕の時期を遅らせることも可能です。
築20~30年で必要なメンテナンス
築20年30年を超えると木造の家の劣化が進んでくる時期でしょう。木造建物の法定耐用年数は22年となっているため、一般的にこの時期になると建物部分の資産価値がなくなります。
参考:総務省,「別表B3建物の耐用年数表」, https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/chikoujiken/pdf/070730_1_1_2_04_B03.pdf,(参照2022-01-18)
外壁はサイディングの増し張りや張り替え、屋根の増し張りや張り替えなどのメンテナンスが必要になってきます。その他にもキッチン本体の交換やトイレの便器の交換、給排水器具交換、給湯器交換等、考えなくてはいけないメンテナンス箇所は多岐に渡るでしょう。
場合によっては数百万円から数千万円のメンテナンス費用がかかってしまうことも考えられる時期です。
定期的なメンテナンスをしっかり行っておけば、築20年以降の修繕費用を大幅に抑えることも可能となります。
定期的なメンテナンスで一戸建ての寿命を延ばそう
一戸建ては定期的にメンテナンスをする必要があります。
10年未満、築10年以上、築20年から30年で必要なメンテナンスは異なり、メンテナンスにかかる費用も大きく異なります。場合によっては数百万円もの費用がかかってしまうこともあるため、日頃から細かな清掃やメンテナンスの心がけが重要です。
定期的にメンテナンスを行い、一戸建ての寿命を延ばしましょう。
おすすめ関連記事
一戸建てにメンテナンスは必要?必要なメンテナンスと費用をご紹介の記事はいかがでしたでしょうか。
関連するおすすめ記事として「建築条件付き土地とは」もぜひご覧ください。
建築条件付き土地とは
株式会社住信ハウジング
受付:06-4867-4400(毎週火・水定休日)
大阪府豊中市曽根東町5-7-15
阪急宝塚線「曽根」駅より徒歩10分
豊中・北摂エリアを中心に販売実績多数の総合不動産会社
POPULAR POSTS
人気記事