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狭小な土地に注文住宅を建てたい!後悔しないよう事前にチェックするポイントや注意点とは
2022.5.27 | その他ブログ
ライフスタイルや価値観の変化により狭小住宅が注目を集めています。しかし、狭小住宅を建てる場合は押さえる べきポイントや注意点があり、事前に把握しておくことが重要です。
今回は狭小住宅を建てる際にチェックしたいポイントや注意点を解説するので、参考にしてください。
狭小住宅とは
狭小住宅とは狭くて小さい土地に建てられた住宅のことです。
近年では都市部に家を建てたい場合や駅までの距離を重視したい、憧れのエリアに家を建てたいなど、ライフスタイルを尊重して家を建てる場所を決めるケースが多い傾向にあります。
また都市部で利便性が高い地域には、変形地や狭小地であるために安く売られている土地があります。
それを生かして、おしゃれで利便性の高い暮らしを実現するために狭小住宅を選択するケースが増加しているのです。
なお狭小住宅には明確な定義はありません。また下記のような特徴的な間取りが採用される場合が多いです。
- 空間を仕切らない
- 吹き抜け
- 中庭
- ロフト
- 地下室
- スキップフロア
小さい土地で便利で居心地の良い空間を作るための工夫として、上記のような間取りが取り入られます。
狭小住宅購入で後悔したこと
狭小住宅は少しでも広く快適に過ごすための工夫が凝らされていますが、結果として想定外の失敗が起こることもあります。
ここでは狭小住宅を購入した後悔した事例を紹介します。実際に起こった事例の一部は下記のとおりです。
- 駐車スペースが狭かったこと
- 家具を置く場所がなかったこと
- エアコンの効きが悪くなったこと
- 隣の家と窓の位置が重なったこと
駐車スペースが狭かったこと
後悔しやすい事例の1つが、駐車スペースが狭いことです。
土地が狭いため十分な駐車スペースが取れず、何度も切り返さないと駐車できないケースがあります。また家の前の道路幅が狭く駐車が難しい場合もあるでしょう。
自宅に駐車したい場合は駐車スペースがどれくらい取れるのか、駐車しやすいかなどの確認が必要です。
また狭小住宅では1階にビルトインガレージを希望する方が多いですが、家全体の強度に影響するため建築費が高くなるケースがあることを理解しておきましょう。
家具を置く場所がなかったこと
家具を置く場所がないのも、後悔しやすい事例の1つです。
狭小住宅では採光や開放感のために大きな開口部を設けるケースが多いですが、そのために家具を置くスペースがなくなることがあります。
家具は壁際に置くのが一般的です。家具を窓際に置くと家具の裏側が見えてしまい、せっかくの開口部を生かせません。
狭小住宅で窓の位置を決める場合は、家具のレイアウトも合わせて考える必要があるでしょう。
エアコンの効きが悪くなったこと
エアコンの効きが悪くなるのも、後悔しやすい事例の1つです。
狭小住宅では部屋を広く見せるために吹き抜けやリビング階段などを設置するケースがありますが、空調の熱効率が悪くなるデメリットがあります。
空間が大きいと空気は撹拌しにくくなるため、吹き抜けやリビング階段を設置する場合は冷暖房の熱効率も合わせて検討することが重要です。
隣の家と窓の位置が重なったこと
狭小住宅を建てる場合は隣家の窓の位置を確認しておきましょう。
狭小住宅では隣家との距離が数十センチしかない場合もあり、窓の位置や室外機などの設備から近いと、プライバシーの確保や快適な生活ができないケースがあるからです。
お互いが気持ちよく暮らせるよう、隣家との位置関係や窓の位置は確認しておく必要があるでしょう。
狭小住宅のメリットとデメリット
狭小住宅にはメリットとデメリットがあり、狭小住宅を建てる場合は両方を理解しておくことが重要です。
それぞれ詳しく解説します。
狭小住宅のメリット
狭小住宅のメリットは下記のとおりです。
- 利便性の良い場所に建てられること
- 維持コストが安いこと
- 個性的な家にできること
メリットの1つが利便性の良い場所に家を建てられることです。
都市部などで大きな一軒家を建てられる土地を見つけるのは難しいですが、狭小地であれば見つけられる可能性が高くなります。
変形地や小さい土地を生かした狭小住宅なら、利便性を生かしたライフスタイルでの暮らしができるでしょう。
次に家の維持コストが安い点もメリットです。
土地や家が小さいと、固定資産税や光熱費などのコストが低く抑えられるからです。
また狭小住宅では土地の大きさや形に合わせて建物の形や間取りを設計するため、個性的でオリジナリティのある家を建てられるのもメリットとなります。
狭小住宅のデメリット
一方、狭小住宅のデメリットは下記のとおりです。
- 建築費が割高になる
- 動線が悪い
- 隣家のとの距離が近い
- 住宅ローン控除や住まい給付金に影響する
狭小住宅は建築費が割高になります。
生活空間確保のために高さを生かした設計が行われることが多いですが、階数が多くなると材料費など建築コストがアップします。
建材などの搬入にトラックが利用できずに人件費や輸送費などが高額になるケースがある点にも注意が必要です。
また階をまたいでの移動が多くなるため、生活動線や家事動線が長くなります。ストレスに繋がる可能性がある他、小さな子どもやお年寄りには階段での移動が負担になることもあるでしょう。
隣家との距離が近い点もデメリットです。先述したように隣家や窓どの位置関係を確認して、お互いの生活音が影響しないよう配慮することが重要です。
最後に住宅ローン控除や住まい給付金の制度は、いずれの場合も延床面積50㎡以上であることが条件となります。
土地の大きさによっては制度を利用できないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回は狭小住宅を建てる場合のチェックポイントや注意点を解説しました。
狭小住宅にはメリットだけではなく、デメリットや注意点があります。知らないまま狭小住宅を建てようとすると思わぬ弊害に見舞われることがあるため気を付けたいところです。
本記事を参考に狭小住宅への理解を深めながら、マイホームについて検討してみてください。
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