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スマートホームとは
2022.4.22 | その他ブログ
ニュースや家電量販店などで、取り上げられることが多いスマートホーム。生活用品・家電とインターネットを接続することで、日々の生活を快適にしてくれるものです。便利なシステムですが「スマートホームとはどういうものか」知らない方も多いかと思います。
この記事ではスマートホームの概要やメリット、注意点を紹介します。これからスマートホームの導入を検討している方は、参考にしてみてください。
スマートホームとは
スマートホームとは、 スマートフォンやタブレットと家電をインターネットでつなぎ、住みやすくしている状態のことです。あくまで「状態」を指す言葉で、実際にスマートホーム化されている家は「IoT住宅」や「スマートハウス」と呼ばれています。AIやIoTなどの技術を駆使し、快適な住環境を実現するのがスマートホームです。注文住宅をはじめ賃貸物件などでも導入されており、身近なものになりつつあります。
アメリカのコンサルティング会社「A.T. カーニー」は、2017年に市場規模に関する調査を行いました。調査報告書によると、 2030年までに4000億ドルまでスマートホームの市場規模が拡大するとのことです。国内でも大手企業がスマートホーム事業に参入し、今後は多くのスマートホーム関連のデバイスが登場すると予想されます。
なおスマートホームは「デバイス」と「管理システム」の2つに分かれています。デバイスとはロボット掃除機や照明など、実際に動くもののことです。 そして管理システムはデバイスをコントロールするもので、スピーカーが挙げられます。スマートホームでの快適な生活は、デバイスと管理システムの技術によって実現します。
※出典1:ドリームニュース.「【A.T. カーニー プレスリリース】 スマートホーム=インターネット接続され外から容易にコントロール可能な「家」、の市場規模は2020年までに500億米ドル、日本と中国が市場拡大を牽引」(https://www.dreamnews.jp/press/0000145760/)(参照:2021-11-13)
※出典2:不動産テック専門メディア スマーブ.「日本のスマートホーム普及を牽引するか? 手軽にスマート化できる家電分野2019最新事情」(https://www.sumave.com/20190903_13051/)(参照:2021-11-13)
※出典3:賃貸未来研究所.「暮らしが変わる。これからの住まいのカタチがここにある。」(https://www.kentaku.co.jp/miraiken/homes/sumai/smartlife/)(参照:2021-11-13)
スマートホームでできること
スマートホーム化でできることはさまざまで、主に以下2つが実現可能です。
- 1台の管理システムで複数の家具や家電を管理できる
- 医療機関との連携がスムーズにできる
スマートホームでは、1つの管理システムでテレビやエアコンなどの家電を一括でコントロールできます。例えばエアコンと連動すると、自動で室温を調節してくれます。またカーテンや照明を遠隔操作できたり、スマートロックで鍵の自動開閉ができたりと便利です。
さらにスマートホームは、将来的に自宅と医療との連携がスムーズに取れる仕組みが整えられています。代表的なのは居住者の健康状態を自動で取得し、異常を検知したときに通報センターへ通知するシステムです。スマートホームは、今後さらなる進化が期待されるものとなります。
※出典:Smart Home Medical Care.「PROBLEM」(https://www.optim.co.jp/medical/shmc/)(参照:2021-11-13)
スマートホームのメリット
スマートホームの導入によって得られるメリットは、主に以下3つです。
- 利便性が上がる
- 電気代を節約できる
- 健康状態を可視化できる
スマートホームで家電の操作が楽になり、利便性が上がるのは大きなメリットです。中には声だけで操作可能なものもあり、手が離せないときでもテレビやエアコンの操作ができます。
スマートホーム化によって、電気代の節約ができるのもポイントです。テレビや電気を付けたまま寝ても、スマートホーム化しておけば自動でオフにしてくれます。外出時でも遠隔操作ができるため、電力の無駄遣いを予防することが可能です。家電以外に睡眠データを計測するデバイスを使うことで、睡眠の質なども可視化できます。体重・カロリー・運動量も数値化できるため、日々の健康管理もしやすくなります。
スマートホームの注意点
メリットが多いスマートホームですが、導入時には以下3つに注意しましょう。
- スマートホーム化すべき部分を考える
- 家族の生活パターンに合わせる
- セキュリティ対策を行う
スマートホームを導入する場合、管理システム以外にIoT製品も必要です。すべてのIoT製品を揃えるとなると、高額な費用がかかります。そのため優先順位を決め、重要度が高いものだけをスマートホーム化するのがおすすめです。
他にも、家族の生活パターンを考えて活用することも大切。なぜなら自分の都合だけでスマートホーム化すると、家族がデバイスを使えなくなる場合があるからです。例えば自分が外出中に、自動で照明をオフにする設定をしたことで家族が操作できない状態になるケースです。家族全員が快適に過ごせるよう配慮した上で、スマートホーム化しましょう。
スマートホームの導入時には、セキュリティ対策を行うことも忘れてはいけません。デバイスをインターネットとつなげると、ハッキングのリスクが伴い家電などを勝手に使われる恐れがあります。「コンロなど火の周りのものと管理システムをつなげない」「定期的にパスワード変更やデバイスのアップデートを行う」などの対策を行い、ハッキングリスクを抑えましょう。
スマートホーム化で快適な生活を実現しましょう
スマートホームはIoT・AI技術の活用で、より過ごしやすい状態にすることです。自宅にスマートホームを導入するには、インターネット環境・管理システム・IoT製品が必要です。家具や家電をスマートホーム化すれば、自動操作や健康管理が簡単にできるようになります。セキュリティ対策を行うなどの注意点をしっかりと押さえ、快適な生活を実現させましょう。
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